ミュージカル【ジャージーボーイズ・WHITE】2016見に行った。アッキーの天使の声!

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シアタークリエで上演されているミュージカルのジャージーボイズを見てきました。

人気が高くチケットはほぼ売り切れだったのですが奇跡的に1枚、1番後ろの補助席が空いていて行ける事に。

劇場の方から会場一番後ろにある補助席は、その前に座っている人と高さが同じなので見づらい事もある、といわれましたがそこまで見づらい事はなく、充分楽しめました。
 

ジャージーボーイズは日本初初演のミュージカルで、チームREDとWHITEに分かれています。

先日まで公演のあったグランドホテルもチームが分かれていましたが、これはメインの出演者を分けているのだそう。

ジャージーボーイズの場合、主役のフランキー・ヴァリを演じるアッキーこと中川晃教さんは、RED、WHITE共通、その他バンドメンバー3名ずつがチームで異なります。

私が見に行った日は、ホワイトチームの公演日でした。

2016年7月6日キャスト
フランキー・ヴァリ 中川晃教
トミー・デヴィ―ト 中河内雅貴
ボブ・ゴーディオ 海宝直人
ニック・マッシ 福井晶一
ボブ・クルー 太田基裕
ノーム・ワックスマン 戸井勝海
ジップ・デカルロ 阿部 裕

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ジャージーボーイズは、大ヒット曲「君の瞳に恋してる」で有名なニュージャージー出身のグループ、フォーシーズンズの物語。

天使の声を持つといわれたフランキー・ヴァリを中心に、メンバーの結成から成功、亀裂、解散を描いた物語です。

ありきたりなアメリカのサクセスストーリーともいえるのですが、このストーリーが魅力的なのは、観客である私たちに近いフォーシーズンズメンバーがいると思えるから。

大きな成功をしたビッグバンドながら、メンバーそれぞれがもつ情の熱さ、承認欲求、嫉妬などの感情は人間的で、舞台を見ながら何度も、わかるわかる、とうなづいてしまう事もありました。

音楽に愛されているアッキーだからこその役

私がアッキーこと中川晃教さんの舞台を初めてみたのは、モーツァルトのウォルフガング役を帝劇で演じていた時。

音を自由自在に操り、モーツァルトを演じているというよりも子供の心を持ち続けたモーツァルトそのもので、大きな衝撃を受けた事を覚えています。

アッキーのモーツァルトは専門家からも評価され、初舞台ながら読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞、文化庁芸術祭賞新人賞などをとったほど。

なんてすごい人なんだろう!と当時は思っていたのですが、そのあとは私が好んで見ていた作品に出ていなかったので、アッキーを見るのはそのモーツァルト以来。

さて、ジャージーボーイズのフランキー・ヴァリは、ファルセットが特徴的で、歌う人を選ぶ役です。

ストーリーも面白いミュージカルだけれども、フランキー・ヴァリ役がきちんと歌えていないと成立しない舞台。

なのでジャージーボーイズの舞台でフランキーヴァリを演じる役者は、フォーシーズンズのメンバーであるボブ・ゴーディオのオーディションを受ける必要があるようです。

アッキーも自分が歌っている映像をアメリカに送り、OKをもらったのだとか。

歌う前にボイストレーニングに通い、歌唱法を身につけたようです。

アッキーはファルセットで歌っているのかと思ったのですが、実はトワングという歌唱法らしく素人にはちょっと違いはわかりませんが、こんな高音どこからでるの!?とびっくりするほど。

トレーニングしたとはいえ、今まで使ってこなかった歌声を使って自由に歌うアッキーは、音楽の神様に愛されていると思えてしまう。

舞台上でも歌声の安定感抜群で、アッキーは役が乗り移ったような演技をするから全てが自然。

本当に素晴らしかった。

この日は、終演後にトークショーがあったのですが、アッキーの声、とても柔らかく優しくなんていったらいいんだろう…もう天使で癒される!

「チケットが完売という事ですが、もしかしたらまだあるかもしれませんし、ないかもしれません」と言っていました(笑)

クセになってリピートしたい人多そうだなぁ…と思います。

ちなみにこの日も満員御礼。

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愛らしい俺様トミー・デヴィ―ト役、中河内雅貴

トミーは親分肌で情が熱いのだけれど、気づかいや常識がなく自己顕示欲が強すぎて、メンバーを思う気持ちは強いのに嫌われてしまう人物。

フランキー・ヴァリとトミーが出会わなければ、フォーシーズンズはなかったかもしれない、そんな重要人物を演じたのはガウチこと中河内雅貴さん。

勢いだけはあって「俺すごいんだぜ!どやー!」と、過去の栄光自慢ばかりしているこういう人いるよね、と口元を緩めながら目で追ってしまう、そんな人物でした。

演技に勢いがあり、パンチが効いて舞台にメリハリを与えていたと思います。

面白かったのが、この日のトークショーで、アッキーが「REDチームのトミー役、藤岡正明さんはもうおっさんが入っていて、舞台の出だしがゆっくり?だけれど、ガウチくんは勢いがあるよね」と言っていた事。

REDとWHITEで舞台のリズムも違うとか言っていた気が。

ガウチさん、トークショーでは「お客さんを置いてけぼりするくらいの勢いでやっている」と言っていましたが、確かに威勢のいい兄貴分的なトミーでした。

歌うま!映画版のイメージに近いボブ・ゴーディオ役の海宝直人さん

ミュージカルのジャージーボーイズを見る前に、クリントイーストウッド監督の映画版JBを見たのですが、そこに出てくるボブ・ゴーディオ役のエリック・バーゲンにイメージが似ていました。

自分を信じる力が強い、冷静、分析好き・・・

トミーと対極にいる人物で心情を吐露する場面が少なく、メンバーの中で一番難しい役なんじゃないかと思うのですが、グループにおいて重要な役割を担った人物というのがよくわかる演技でした。

あとなんといっても歌が上手!よくとおる声でもっと聞きたかった~!

多くの人の共感を得そうなニック・マッシ役の福井晶一さん

「俺、メンバー抜ける!」と言ってしまうニック・マッシ。

ツアーで家を留守にする事が多くきちんと家で過ごしたいから、というのが理由だそうですが、

映画でも舞台でも、「自分は重要な事を知らせてもらえない」「才能のあるフランキーとボブが組んでいたなんて知らない」「常識のないトミーとなんで俺はいつも同部屋なんだ」と、チクチクと小さく積もり積もった思いが爆発してしまった、ちょっと切ない役です。

才能のあるメンバーに少し嫉妬したり、でもメンバーが大切だから我慢したり、普通の人に近い感情を持つニックを、福井晶一さんがとても自然体で演じられていました。

一番感情移入できた役かな。

それにしてもフォーシーズンズの曲で低音部分を担当するニックの声は魅力的で、ニックなしではこのメンバーは成立しないので、辞めてしまうのはとても残念。

幸せな気分になるミュージカル

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メンバーの軌跡、人生をつづった物語なのでハッピーな出来事ばかりではないのですが、ノリのいい曲がちりばめられ、最後は会場一体となって盛り上がれる幸せな気持ちで終えられるミュージカルです。

カテコでは、舞台に出てくる俳優さんたちと一緒に踊れるので、ぜひノリノリで楽しんでほしいなと思います。

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『JERSEY BOYS』JAPAN Official Trailer


中川晃教 – 「Can’t Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」Music Video

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