スーパー歌舞伎Ⅱワンピース(尾上右近ルフィ)を新橋演舞場で観てきた

主にミュージカルファンの方をフォローしているツイッター垢で、「ワンピース歌舞伎は絶対見るべし」といった意見をみかけ、チケットをとってみました。

初めてのスーパー歌舞伎にワクワクしながら劇場へ。

お客さんの年代はさまざま。お子さんもいたし、高齢の方も。

宝塚とか舞台関係者さんっぽい人の姿もちらほら。
 

残念ながら主人公ルフィー役の市川猿之助さんがケガにより出演されず、尾上右近さんが代役でしたが、素晴らしいルフィと舞台でした。

ワンピース歌舞伎のすごいところ

アクションシーンがド迫力

ワンピース歌舞伎・・・・水を使ったシーンや宙づりシーンがあるというのは、聞いていましたが、想像をはるかに超えた迫力でした。

滝から落ちるシーン
火の玉(中身は人)?がトランポリン使って回転しながら飛んでくるシーン
宙づりシーン
バク転しながら花道をはけていくシーン

・・・など本当にスーパーすぎ。

出演者も観客へも水で濡れたらどうしよう、などといういい意味で配慮がありません(笑)

でも、一歩間違えれば大けがにつながる箇所が多く、皆さん身体を大切にされますように。

もりもり見所満載

舞台でも映画でもテレビドラマでも、普通は緩急つけて観ている方も一休み的な構成が普通だと思いますが、全てのシーンで全力です。

つまりテンコ盛り!

休憩時間を入れなくても3時間以上とめちゃ長い上演時間。

この間に、アクション、ダンス、コメディ要素をギュギュっとこれでもかと詰め込んでいるので、かなりの贅沢。

しかし、役者さんたちは一人何役も演じているので、かなり大変なはず。

原作のワンピースファンも知らない人も楽しめる!キャラクターがわかりやすい

原作ファンのきのどんが言うには、原作通りですごく良かったのだそう。

もすらんは、原作のワンピースを知らないのですが、キャラがわかりやすくて問題なく楽しめました。

主人公ルフィの尾上右近さん

代役とは思えないほど魅力的でした。

爽やかで友達思いで、キラキラのルフィ!なんかもう愛らしかったですね(笑)

アマゾンリリーという女性が済む島の女王ハンコックとの二役で、女性役も綺麗だなと思っていたら、右近さんは女形(女方)で女性の役を演じることが多いんですね。

ルフィとハンコックの繰り返される早変わりが見事で、

「あ、ここで早変わりがくるはず…!」と目をこらしてみていたのに、タイミングがつかめずいつの間にか変わっていた、という事がしばしば。

周りの方のフォローも含めて素晴らしかったです。

尾上右近さん、もともとは拷問好きのサディちゃん役だったですよね。そこからの、ルフィ役…すごいです。

面白過ぎたボンちゃん役の坂東巴之助さん

おかまのボンクレー役の坂東巴之助さん..

顔も動きも面白くって、笑いすぎて顔が筋肉痛になりそう。

ネットで評判みたら、生き写しとか完璧すぎるとか、大絶賛している人が多かった!

ボンちゃんは動きが独特で面白いのに歌舞伎の型も取り入れて、パワーありすぎw

ルフィの友人ゾロとの二役で、ゾロでは男気のある役で、これも印象に残りました。

イワンコフ浅野和之さんも面白い

こちらもおかまちゃんですっごく面白かったんですけれど、演じていた浅野和之さん、63歳???

全然見えない。

動きが早く軽やかで、異次元の人みたいでした。

エースが格好いいと思っていたら、平岳大さんだった

歌舞伎っぽさがなく、一人格好いいお兄さんといった雰囲気のエースが、実は平岳大さんでびっくり。

平岳大さん、テレビで拝見すると少し冷たいような印象を持っていたのですが、舞台では熱い男でしたね~

がっちりしていた舞台映えしていました。

チョッパー愛らしい!

チョッパー役の市川右近さん。登場回数少ないけれど、可愛くて出てくると拍手が沸き上がっていましたね~

ごく一部の方を取り上げましたが、アクションシーンだけでなく、キャラクターが魅力的で、飽きることなく楽しめました。
 

冷静に考えると、ルフィが白塗りの歌舞伎姿というのは、とても不思議な気がするのですが、「歌舞伎」として観にいているので、違和感がなかったなと後から思いました。

猿之助さんのインタビューにこんなものがありました。

 エースやイワンコフなど歌舞伎以外で活躍する俳優の出演も話題になりました。「いずれも異色であり、キャラクターが立ってないといけない役です。歌舞伎俳優がやるとどうしても情緒が出てしまい、歌舞伎のよさが邪魔になることがあります。異色なものが入ることが、役の異質と重なってよくなるかなと」、猿之助が期待した化学反応の結果はご覧のとおりです。

参照元:http://www.kabuki-bito.jp/news/4194

確かに、イワンコフの浅野和之さんやエースの平岳大さんといった歌舞伎以外の俳優さんがいたから、歌舞伎の情緒と骨太(特にエース)な感じが、うまくミックスされたのかも。

タンバリンは買った方が楽しめそう

ワンピース歌舞伎の二幕には、ゆずの曲にのってタンバリンを使って楽しむ時間があります。

その時に使うのが、スーパータンバリン!

劇場で900円で売っていて、私たちは買わなかったのですが、タンバリンを使った方が盛り上がって楽しめます(笑)

開演前も幕間も、「タンバリン買ってね~」と売り売りなのは、ロッキーホラーショーの水鉄砲を思いだしました。

食事は劇場でお弁当を購入

歌舞伎と同じで、上演時間が長く、16時半~20時40分とながちょうば。

30分、25分と2回の休憩があるので、上演前に劇場でお弁当を(ルフィの歌舞伎弁当1,500円)を買い、最初の休憩時間に席でお弁当を食べました。

お弁当を劇場で食べれるのは、なんだか楽しくて好きです。

そういえば!

ワンピース歌舞伎に行く前日、取引先の方とランチミーティングしたのですが、そこのお店で、「三代目 市川猿之助楽屋めし」を頂きました。すごい偶然。

お店の名前は、赤坂うまや新宿。

色とりどりで美味しかったです。