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ルノワール展2016に行ってきた|名画多数!見逃さないで

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六本木の国立新美術館で開催されている、ルノワール展に行ってきました。

GWの日曜に訪れたのでもっと混雑しているかと思いましたが、午前中のうちに美術館に入ったところ会場中人だかり、とまではいかず、予想よりも楽に見る事ができました。

(ただし人気の絵画は混雑しています。)

私はどちらかというと人物画よりも風景画の方が好きなのですが、ルノワールだけは特別。

柔らかく優しいルノワールの絵は見ていると幸せな気分になれるので大好きです。

人物画としてより、美しい風景画のようなイメージで見ている感じかな?

今回逃したらもう見れないかも。ルノワールの最高傑作来日

さて、今回のルノワール展は主にオルセー美術館で所蔵されている絵画が展示されていますが、

目玉は「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。

日本初来日のルノワールの最高傑作です。

海外の有名な画家の美術展は日本でも頻繁にありますが、こういう名画中の名画って、どういう交渉を経て展示できるようになるんでしょうね。

私は昔フランスのオルセー美術館で「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」を見た事がありますが(オルセー美術館が所蔵している絵画です)、こうやって日本でも見る事ができるようになるとはありがたや~。

国立新美術館の全体的に薄暗い照明の中、

この「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の絵の中にいる人々の楽し気な雰囲気や木漏れ日が、絵画周辺の壁や空間までも明るくしている気がしました。

とにかく来日した名画の数がすごい!

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」以外にも超有名なルノワールの絵画が来日しています。

45年ぶりの来日となった「都会のダンス」と「田舎のダンス」

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両者大きく対になって展示されているのも圧巻。

単に都会風と田舎風の違いだけでなく、溌剌とした田舎のダンスの女性と、初々しい都会のダンスの女性を見比べてみるのも楽しいです。

「ぶらんこ」
個人的に大好きな絵です。こちらも教科書や美術書によく載っている有名な作品です。

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ルノワールの描く女性や子供はどれも「愛らしい」という表現がぴったりで、本当にかわいい。

他にも、

「ピアノを弾く少女たち」

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晩年の「浴女たち」

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と、学校の美術の教科書に載るような名作がこれでもか~、と今回の美術展では扱っています。

ルノワール展はルノワール自身の絵が多いのが特徴

●●展といっても、画家本人の絵をあちこちから集めるのは難しく、同時代の画家の絵などで数をそろえるものですが、今回は本当にルノワールづくし、といえる展示でした。

こんなに1人の有名画家の作品が充実している絵画展も珍しいと思うので、印象派や絵画に興味のある方は、絶対に見た方が良い!と思います。

私ももう1回行きたい。

逆に、今、オルセー美術館に行ったらこの名画たちは留守です。なのでフランス旅行で美術館巡りを考えている人は要注意!(9月までは戻りません)

もちろんルノワール以外の絵も展示されていて、これがまた豪華。

ゴッホの絵は3枚あり、どれもタッチが違って興味深かったです。

ピカソの絵も1枚あり、ルノワールと対比して見る事ができるようになっています。

晩年のルノワールは関節炎に苦しみ、絵筆を手にくくりつけ創作をしていたようです。

そこで絵を描かないという選択肢はないんですよね。。。。才能というのはその持ち主に容赦をしないんでしょうか。

でも彼の絵に悲壮感は全くなく、晩年の絵も明るく優しく愛らしい。

そんなルノワールの幸せな絵が多数集まったルノワール展。名画の数々に圧倒されると思うので、ぜひ足を運んでみてください~!

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そういえば、人が多かったとはいえひどい混雑を感じなかったのは、国立新美術館の展示の仕方も良かったのかな。

絵画同士のスペースをだいぶあけて展示していたような気もします。

ルノワール展 オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵
国立新美術館
2016年4/27~8/22

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