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レミゼラブル2017年6月2日ソワレ感想(ジュンモバルジャン、岸ジャベール)

2017年帝劇レミゼラブル、2回目。

千秋楽かと思うくらい何度もカーテンコールがあり、今回も熱い舞台でした。

今回は一人観劇ではなく、レミゼ初心者、きのどんを連れての観劇です。

素晴らしい作品で、ぜひ多くの人に観てもらいたいレミゼですが、そうなると気になるのが、「レミゼを一回観てわかるか」という事。

正直、難しいですよね~w

特に、今年のレミゼは今までよりも上演時間が短くなっていて、場面転換が早く、レミゼ初心者のきのどんは「?」のまま終わってしまうのではないかと思い、舞台を観る前に、映画版のレミゼラブルを見てもらいました。

予習で見てもらったのは、ジャン・バルジャン→ヒュー・ジャックマン、ジャベール→ラッセル・クロウの2012年に公開された映画です。

レ・ミゼラブル (2012) (字幕版)
レ・ミゼラブル (2012) (字幕版)

  • 2013-11-26

まぁ、ミュージカルのレミゼは理解できない部分があっても、音楽が良いし感情は伝わるから、舞台を終わった後に??の部分を、自分で答え合わせして何度も観劇するのも楽しいのですが、きのどんのチケットは今回1回きりだったので。

実際、私も映画版のレミゼラブルをみてから、ミュージカルの方をもっと好きになりました。

ミュージカルではないですが、1998年のジャン・バルジャン→リーアム・ニーソン、ジャベール→ジェフリー・ラッシュも、とても良かったです。

特にジェフリー・ラッシュのジャベールの表情が良かった。

レ・ミゼラブル (字幕版)
レ・ミゼラブル (字幕版)

  • 2013-11-26

ちなみに・・・マリウス役の田村良太さんも、「めんどくさいことだけど、少ーーーしだけでも予習してから観てもらえると嬉しいです」ですって!

田村良太ブログより

今回のマリウス役は、田村さんでしたが、コゼットに出会えて頭の中がお花畑になっちゃった、という様子がすごく伝わってきて良かったです。

目次

2017年6月2日ソワレ キャスト感想

今年のレミゼ、まだ2回目ですが、前回に引き続き緊張感があり、本当に良かった。

どの場面も丁寧に演じられているから、こちらも一場面ごとに大切にみられました。

ジャンバルジャン:ヤン・ジュンモ

前回と同様、ジュンモさんのバルジャン。

人間味のあふれるバルジャンで、演技なのだろうけれどそうは見えないんですよね。。

司祭から救われた後、バルジャンの独白で「俺は何をしているのだ」の箇所、<自分は変わらなければダメなんだ、俺はやり直すんだ>というのがすごく伝わってきて、もうこの時点で今回は泣けました。

唯一アレ?だったのは、「彼を帰して」の最後の箇所で音が合わなかったところ。

前回は特に問題なかったのだけれど、もしかしたら高音が苦手なのかも。

ただ、全体を通しては、声量もあり歌も上手で、泣けるバルジャンでした。

ジャベール:岸 祐二

岸ジャベール!すんごい良かった。

前回の吉原光夫さんジャベールもとても良かったのですが、

岸ジャベール→法を守る事に疑いがなく純粋。だからバルジャンを逃がした事で自分自身に混乱し、打ちのめされる
光夫ジャベール→法を守る事を自分のよりどころにしている。バルジャンを逃がし、よりどころがなくなった。しかしそんな自分を予見していた

実際のお二人の解釈は違うかもしれませんが、私にはこう見えました。

いやぁ~ジャベールって役者さんによって、本当違うんですねw

すごく面白い。

岸ジャベールは強いジャベールなんだけれど、強さは純粋さからきていて、だからこそ自分の信念が崩れた時のグラグラ感が激しく、観ているこちらが痛ましくなってしまった。

声量もあるから、本当に見ごたえのあるジャベールでした。

次は、川口ジャベール!こちらも楽しみだ~

ファンテーヌ:和音美桜

とても好きなファンテーヌでした。

自分の事よりもひたすらコゼットに気持ちが向かっている、強く優しいお母さんなファンテーヌ。。。実際にお子さんのいるお母さんなのかしら、と思ったら、先日、バルジャン/ジャベール役の吉原光夫さんと結婚された方じゃないですか!

心にしみる、とても優しいファンテーヌでした。

エポニーヌ:唯月ふうか

1幕終わって、きのどんに「すごい上手だね!」と興奮したまま伝えてしまったほど、素晴らしいエポニーヌ。

声が張り上げているわけでもないのに、よく通って、ワンデイモアでもエポニーヌの声がすこーんと抜けて聞こえてきました。

マリウスが大好きな10代の女の子。マリウスはコゼットを好きになっちゃって辛いけれど、やっぱりマリウス大好き。
そんなエポニーヌがちっちゃい身体をはって、マリウスを守る姿はとてもけなげでした。

マリウス:田村良太

ツイッターで話題になっていた、両手上げジャンプを見れた!

コゼットに出会って、舞い上がりすぎて「おいおい、大丈夫か」とツッコミたくなっちゃうw(ほめています)

若々しい青年マリウスで、とても良かったです。歌も上手!

どの役も簡単ではないと思いますが、恋に落ちたフレッシュさを毎回演じるのは、とりわけ難しそう。

「若いっていいわね~」としみじみとおばちゃんな気持ちになっちゃうマリウスでした。

コゼット:清水彩花

前回に引き続き、清水コゼット。

やっぱり歌が上手。

清水コゼットの透き通る高音、ふうかエポニーヌの余韻の残る声、田村マリウスのまっすぐな声と、素晴らしいハーモニーでした。

アンジョルラス:上山竜治

前回の相葉アンジョルラスは、熱いながらも爽やかな青年リーダー
今回の上山アンジョルラスは高潔で優しいリーダー

という印象でした。

上山アンジョは優しい長男タイプな感じ。

ぐわーっとした勢いではなく、観劇後、じわじわくるタイプでまた観たくなります。

テナルディエ:駒田 一

安定のテナルディエ!

宿屋の主人の歌は、セリフのような歌なので、かなり難しいと思いと思います。強弱をつけすぎず、へべれけな感じで歌いつつ、リズムにのらないと、べたっとしたになっちゃう。

その匙加減が、駒田さんは本当上手。とても安心してみてられるテナでした。

マダムテナルディエ:森公美子

前回に引き続き、森くみさん。声量すごいし、外見からコミカルだし(失礼!)、特にレミゼ初心者の人には見せたいマダム・テナルディエです。

ガブローシュ:廣田礼王恩

声の通りがよく、滑舌もよくてすごく上手!
堂々としたもんです。

なかなか言葉にするのは難しいけれど、今回も皆さん本当に素晴らしかった。

帰宅後は、レミゼの記憶を消したくなくて、一切音楽を聞かなかったほど。

次の観劇は、スペシャルウィーク!楽しみだ~

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