2020年劇団四季「オペラ座の怪人」観劇感想!岩城ファントム・海沼クリスティーヌ

劇団四季「オペラ座の怪人」観劇してきました。初めての岩城ファントム、海沼クリスティーヌです!

先月11月4日に観劇したのでちょうど1か月経過。前回は母親と、今回はオペラ座初観劇の友人と行きました。

竹芝ランチ:和カフェTsumugi(ツムギ)

前回の観劇時のランチは、アトレのシアター棟にあるイタリアンレストランPAPPAGALLOでした。今回は、和食メインのTsumugi(ツムギ)でランチ。アトレ竹芝タワー棟2Fにあるお店です。

ツムギは劇場オープン前、アトレ竹芝オープン時に一度来た事があります。当時はオープン直後ということもあって混雑していましたが、今回は12時ごろ(平日)お店を訪れて待たずに来店できました。

とはいえガラガラではなく、ほどよく席は埋まっている感じ。

アトレ竹芝の中では比較的リーズナブルな料金でしっかりご飯が食べられるお店だからかな。

あぶり鮭とアボカドのお茶漬け+ドリンクセットを頼みました。前回はパスタでしたが、お茶漬けもパスタも美味しいです。そしてこのお店はお茶がとても美味しい!ドリンクセットでオーダーしたお茶は、シナモン入りのほうじ茶。寒い日によく温まります。

お腹いっぱいになった所でシアター棟へ!

感染症拡大状況下の現在は、直前まで公演できるか本当にわからないので、劇場に到着し入口が開いているのを確認できた時、本当に安心しました。

一観劇者の私が、「公演できるのか」緊張しているくらいだから、舞台関係者さんの緊張感は想像もつかないくらい。幕が開くよう感染症対策を怠りなく続けている皆さんに頭が下がります。

オペラ座の怪人2020年12月4日

キャスト

2020年12月4日(昼)公演  JR東日本四季劇場[秋](浜松町・竹芝)

オペラ座の怪人 岩城雄太
クリスティーヌ・ダーエ 海沼千明
ラウル・シャニュイ子爵 光田健一
カルロッタ・ジュディチェルリ 河村 彩
メグ・ジリー 松尾 優
マダム・ジリー 戸田愛子
ムッシュー・アンドレ 増田守人
ムッシュー・フィルマン 平良交一
ウバルド・ピアンジ 山口泰伸
ムッシュー・レイエ 日浦眞矩
ムッシュー・ルフェーブル 志村 要
ジョセフ・ブケー 見付祐一

【男性アンサンブル】
高井 治
飯泉佳一
中橋耕平
石川敦貴
新井 克
草場有輝
佐藤圭一

【女性アンサンブル】
秋山知子
結城湊海
清水智紗子
小山百合恵
平木萌子
荒巻くるみ
藤本典子
小田島礼奈
田原真綾
澁谷陽香
松岡ゆめ
羽田沙織

感想

お初の岩城ファントム、海沼クリスティーヌ、そして光田ラウルでした。

岩城ファントム・・・パッションがすごい!!とても情熱的なファントムでした。

佐野ファントムが紳士的であったのに対し、岩城ファントムは、青臭さも感じる人間的なファントム。

声はファントムの中ではわりと高音なイメージ。クリスティーヌに語り掛ける時は甘やかな美声で、激情にかられるとハスキーボイス。

高音ゆえか、ミュージックオブザナイトの低音をやや出しづらそうに感じましたが、でも危なげなくどの歌も見事に歌っていました。

クリスティーヌへの想いが直情的で、どうしてもどうしてもクリスティーヌに愛してほしくて、愛を請う哀れな子供のようでもあって。

岩城ファントムが登場してまだ日が浅いせいもあってか、クリスティーヌにかぶせたベールがとれちゃったり、後で自分を覆い隠すマントがイスから外れない?のか、マントをもじもじ触っていたりと可愛い部分があちこちあり、それが愛情に慣れていないファントムの不器用さにもみえました。

公演後に友達とおでんと食べ、おでんの昆布を食べる食べないの話していたのですが(私は食べる、友人は嫌いとまでは言わないけれど好んで食べない)、

もしクリスティーヌが昆布入りのおでんを作り、ファントムが昆布あまり好きじゃなかった場合、

佐野ファントムなら昆布を食べない非礼を丁寧にクリスティーヌに伝えそうです。愛しいクリスティーヌが作ってくれたおでんとはいえ、自分の世界を壊されない雰囲気が佐野ファントムにはある感じ。

でも岩城ファントムは、苦手だなと思いつつ、クリスティーヌが作ってくれたものだから昆布食べちゃいそう。

これが加藤ラウルだったら、苦笑いしつつごめんね、とクリスティーヌに伝えて昆布を避けそうだし

今回の光田ラウルなら、「僕は好きじゃないよ!」と悪びれなく昆布を横によけてしまいそうです。

全部私の妄想ですが、唯一好きじゃない昆布を食べてしまいそうなのが岩城ファントムで、いじらしく愛しさの募る可愛いファントムでした。

そんな岩城ファントム。クリスティーヌに仮面をはがされた後、のたうちまわるほど自分の顔にコンプレックスを抱いている姿は、ファントムが抱えている苦しみの闇を見せつけられるようで、

どうすれば岩城ファントムは救われるのか、終演後、ずっと考えてしまいました。

岩城 雄太さん、初めてお名前を知ったのですが、現在45歳で(もっと若くみえた!)、ライオンキングのスカーを演じられていたんですね。

岩城ファントムを観たら、また佐野ファントムも観たくなったし、それからまた岩城ファントムも観たいし、飯田のお兄ちゃんファントムも待ち遠しいし、なんだか気持ちが変に焦って大変です。

そして、これまた名前を存じ上げなかった海沼千明さんクリスティーヌ。

もうブラボー!!と大声で叫びたいくらい素晴らしいクリスティーヌでした。海沼千明さんは繊細な美しいソプラノながら、声が細く途切れる事なく声量がある素晴らしい歌姫。

華奢でとても可愛らしく、怖れと好奇心両方持ち合わせていて、クリスティーヌは、はまり役なのではないでしょうか。前回の山本紗衣さんが素晴らしく、あんなにすごいクリスティーヌは滅多にいないだろうと思っていたのに、劇団四季さんどれだけすごい方を揃えているの?とびっくり。

光田さんラウル。ノートルダムの鐘のフィーバス隊長以来の光田さんでした。フィーバスの時も思ったけれど、光田さんは貴族的な雰囲気があり子爵役がお似合いです。

ラウル自体に言えることだと思うけれど、特に光田ラウルはあまり深く考えないタイプで、繊細なファントムと対局にあり、絶対にファントムとは理解し合えない人物に見えました。それゆえ、将来的にラブ・ネバー・ダイのラウルになってしまいそうな雰囲気。(ラブ・ネバー・ダイはオペラ座の怪人の正式な続編ではないけれど)

劇団四季のオペラ座の怪人の魅力は、オペラを歌うカルロッタやピアンジの河村 彩さん、山口泰伸さんなど、歌がうますぎる人たちが揃っていること。オペラ座に限らずだけれど、やっぱり歌が最高に上手な人が舞台にあがってくれるから、作品に没頭できる点が本当に好き。

2階席で観劇

今回、シャンデリラを観たくて、2階席2列目の席をとりました。

オークションで持ち上がるシーン、落ちるシーンで目の前を大きなシャンデリラが動くのですごい迫力。あのオペラ座の怪人の曲と共に上がっていく姿は、何度も観たいところです。

一度シャンデリラが落ちる1階のセンター前方席でも観たいのですが、ここは先行予約日にあっという間に売れてしまいますね。今日が1月のオペラ座会員先行日でしたが、お昼頃サイトを観たら、1Fセンター前方席は全て売れていました。

残念だけれど、どの席でもあの音楽と舞台を味わえるのなら、やっぱり劇場は特別。またすぐにでも行きたい~。